Xbox One 2017年秋のアップデートプレビュー:自分の好きなホーム画面にカスタマイズしよう(2017/9/15更新)


2017年秋に配信予定のXbox Oneのシステムアップデートが、現在一部のプレビューメンバー向けに配信されています。2017年9月6日配信時点のバージョンをもとに、新しい機能について解説したいと思います。

2017年9月13日更新:スクリーンセーバー機能とそれに伴う新たな通知機能が配信されましたのでNo.11に追加しました。

2017年9月15日更新:さらにキャプチャの1080p対応などNo.12、13を追加。長くなってすみません…そろそろ別の記事に分けたほうがよさそう。

1.Microsoft Fluent Designによる新しいUI

初期のXbox OneのUIを覚えている人はいるでしょうか? あの頃は、当時マイクロソフトが提唱していたメトロデザインに基づくフラットなタイルで構成されていたUIでした。それから数年、2017年のXbox Oneの新しいUIは、マイクロソフトがBuild2017で提唱した「Fluent Design」に基づいたデザインになります。モバイルやMixed Realityなど様々なデバイスでのコンピューティングが提供されるこれからのアプリケーションのUIは、2Dのモニタディスプレイに特化したUIデザインだけでなく、こうした様々なデバイスで共通した体験を提供できるよう、それに最適化したデザインが求められています。

Xbox Oneに関していえばテレビモニタだけでなく既にスマートフォンでも動作するアプリが提供されています。恐らく今後Xbox One XではMixed Realityにも対応することになるでしょう。そうした様々なデバイスで共通した体験ができ、どのデバイスでも自然な操作ができるよう最適化されるようデザインされたものとなることが期待されます。

具体的に分かりやすいのがカーソルですね。今までと比べれば光を帯びるようになりました。Mixed Realityの環境を考えると光によるポインティングが自然なものだとマイクロソフトは提唱しています。

最近YoutubeのUIも変わりましたが、Googleでも先に似たようなコンセプトを提案しており、今後様々なアプリケーションはこうしたデザインに基づいた作りになっていくのではないかと思います。

マイクロソフトもFluent Designはまだまだ始まったばかりだと認めています。恐らく秋以降も数回のアップデートで改良がくわえられることになるでしょうから、より進化することを期待したいものです。

2.自分に合った提案してくれる二つのタイル

理念的なものはさておき、起動したホーム画面で最初に目に入るのは、2行に並んだタイルの並びですね。よく見ればほとんどが今までもホーム画面にあったタイルで構成されています。下の行にはお馴染みのマイコレクション、直近に起動したゲームやアプリ、Game with Goldや広告タイル。そして上の行には、左上の中断したゲームやアプリのタイル、右端のセール情報。そしてそこに挟まれて並んだ2つのタイルが新しい機能になります。

ここは、あなたのプレイ状況に合わせてXboxコミュニティの様々な情報を提案してくれるタイルになります。初めてXboxを買った人は「Haloを一緒に遊んでくれるフレンドがほしいな」と思っているかもしれません。そうした人には日本のプレイヤーが多く所属するクラブを提案してくれたり、Haloをよくプレイしているプレイヤーをフレンドとして提案されるでしょう。あるいはマルチプレイを楽しんでいるプレイヤーには、オンラインでプレイしているフレンドが表示されゲームにすぐ参加することができます。あるいはよくプレイするゲームで「グループ検索」に登録されている情報を表示したりします。実績について言えば リーダーボードであなたの上位にいるフレンドが表示されることもありますので目標にするのもいいでしょう。

このように、それぞれのプレイヤーに向けて役立つ情報を提案してくれる機能ですが、もちろん中にはどうでもいいという情報もあるかもしれません。そうしたときはメニューボタンを押してポップアップを呼び出し、もっと見たいかもう見たくないかフィードバックを返すことができます。

そうしたフィードバックを返すことで、よりあなたに合った情報をXbox Liveが提案してくれるようになります。

3.コンテンツブロックで好きなコンテンツをホームに追加しよう

ホーム画面を下へ下へとスクロールすると、ページが切り替わるようにピン留めなど様々なコンテンツが順次表示されます。ここは「コンテンツブロック」という自分の好きな情報を登録することができるエリアです。例えばフレンドやゲームのメニューで「ホームに追加」を選ぶことで、コンテンツブロックとしてホーム画面の下に追加することができます。

カーソルの動きに合わせて背景もわずかに左右に動きます

フレンドをホームに追加したら、そのフレンドのプレイ状況やゲーマースコア比較が見れるほか、ここからダイレクトにメッセージの送信やパーティの招待ができるようになっています。

ゲームをホーム画面に追加すると、ここからゲームを起動できるだけでなく、ディベロッパーからのメッセージやコミュニティで人気のあるクリップやスクリーンショット、レアな実績やもうすぐ解除されそうな実績などそのゲームに関する様々な情報が表示されます。

コンテンツブロックとして親しいフレンドや気になるゲームをホームに追加しておくことで、それらにまつわる様々な情報にダイレクトにアクセスすることができます。

ピン留めもコンテンツブロックの一つなので順番を入れ替えたりホームから外すことも可能です。ちなみにゲームやアプリは最大40個まで並べることができます(タイルがア縮小されます)。

4.ホーム画面のテーマを切り替え可能に

「個人設定」に「システムの個人設定」が追加され、ホーム画面のテーマを従来の黒とともに白も選択できるようになりました。モニタによってはまぶしく感じたりするかもしれないので、黒のままのほうがいいという方もいるかもしれません。お好みにあわせて好きなほうをどうぞ。

ここからテーマの設定画面に移ります

なお、背景色を白にしたいけども白地に黒文字は見づらい、逆に黒地に白文字は見づらい、という人がいるかもしれません。そうした人には、コントラスト設定で文字の部分だけ黒地に白文字、白地に黒文字にすることができます。

 

こうした新しいUI機能により、ホーム画面を自分の好きなようにカスタマイズすることができます。すでに実装されている壁紙の設定機能と合わせてより自分らしいホーム画面を作り上げて楽しんでみましょう。

なお、間もなくアバターも新しくなる予定です。今のところ従来のアバター編集アプリは「Original Xbox Avator」というアプリ名に変わっていますので、新しいアバターアプリが配信されるのを楽しみにしたいですね。

その他、大小様々な変更点をご紹介します。

5.ガイド

ガイドも大きく構成が変わりました。縦にタブが並んでいたのが、横にタブが並ぶようになりました。スティックだけでなくバンパーでも切り替えることで素早く移動できるようになりました。

ガイドで最初に表示されるホームタブでは、今までもSpotifyのようなマルチプレイアプリが表示されていましたが、今後は参加中のパーティや配信中のMixerの管理メニューもホームタブから直接アクセスできます

フレンドや実績は別ウィンドウを開く形になるので最初は戸惑うこともありますが、案外サクサク動くのでそれほど苦にはならないかと思います。Xbox 360のガイドも別ウィンドウ開いてましたからね…

個人的に気に入っているのは実績タブにある「最近の実績」。今まで実績の通知が「通知」に入っていたのですが、こちらに格納されるようになりました。カーソルを当てると実績アートもガイド内に大きく表示されるのでぱらぱらと眺めているだけでも楽しくなります。

6.アクティビティフィード

アクティビティフィードも一列にずらっと並んでいたのが、3つ並ぶようになりました。プレビュー版ではまだ未翻訳の部分もあるので見づらいところもありますが、アイコンがついているのでメッセージなのかクリップなのかなどすぐ判断することができます。

投稿を選択すると、フルスクリーンで表示されます。コメントなどをわざわざフルスクリーン表示する必要があるかはさておき、クリップやスクリーンショットがXbox One Xで4K対応することを踏まえてフルスクリーン化したと説明されています。

7.HDD間のまとめて転送

これまで外付けHDDにゲームやアプリを転送する場合、マイコレクションで一つ一つ指定する必要がありましたので、HDDのお引越しをするのが大変でした。もちろんダウンロードしなおすよりもUSB3.0での転送速度のほうが一般的に速いのでまとめて転送する方法を要望する声が多かったですね。今回のアップデートで、システム設定の「データ保存機器」から移転元のHDDを選んで「転送」を指定すると、ゲームをまとめて選んで転送することができます。

8.NATサポート

ネットワーク設定にNATに関する項目が追加されています。今までも中央にNATのステータスが表示されていましたが、あらためてNATのテストを行うことができます。また、ネットワークの詳細設定ではXbox Oneのポートを変更することができます。

9.Mixerの1080p対応

Xbox OneのMixer配信がいよいよ1080pで配信することができます。ただし自分でコントロールすることはできず、ネットワーク帯域をもとにXbox Oneが自動で判定して1080pに設定されます。

10.Xboxアシスト

今までのヘルプ機能が、Xboxアシストという名前に変わりました。ガイド内の設定の下にも配置されています。ここではXbox.comのサポートページと同じ内容をXbox Oneで見ることができます。また海外公式のYoutubeチャンネルで公開されているようなサポート動画などもあります。こちらは英語版で字幕などはありませんが、操作を確認するだけでも役立つかもしれませんね。

11.スクリーンセーバーと新たな通知機能

スクリーンセーバーと言えば昔のCRTディスプレイでは焼き付けを防ぐためによく使われていました。液晶テレビではそのリスクは低くなりましたが、とはいえ有機ELなども焼き付けを心配する声があるようです。せっかく高価なモニタを使うからには大事に使いたいですよね。

今回のアップデートにより、何分でスクリーンセーバーとして画面を暗くすることができるか指定できるようになりました。これによりどんなモニタでも安心してトイレに行ったり洗い物をできるというわけです。

プレビューなので文字化けしていますが、「すべての設定」→「プレイ環境」からこの設定画面を開くことができます。

でも、その間にパーティの招待が飛んできたらどうしましょう? ガイドの中に通知は残りますが、もし見落としたら?

安心してください。今回のアップデートでは、スクリーンセーバー中も通知を見逃さないよう画面に大きく表示する機能を設けました。この機能をオンにしておくと、目を離していたり外出している間に誰かがあなたのところにやってきたのだと分かるわけです。

アバターとともにメッセージが飛んできたことが分かります(こちらもプレビューなので文字化けしていますが)

今のところ従来のアバターが登場しますが、今回のアップデートに合わせてアバターも刷新が予定されていますので、より美しくエモーショナルなアバターで画面を楽しく飾ってくれるはずです。

なお、複数の通知が来ていた場合は、LB/RBで切り替えることができます。もちろん不要だと思う人は先ほどの設定画面でオフにすることができます。

12.キャプチャの1080p対応、外付けHDDへの保存

Xbox One Xではキャプチャも4K対応することがアナウンスされていますが、今回のアップデートによりすべてのXbox Oneコンソールでキャプチャを1080pでとることが可能になります。

デフォルトは720pですので、「すべての設定」から「プレイ環境」の「配信とキャプチャ」で設定する必要があります。

また、Xbox Liveへアップロードする代わりに、外付けHDDに保存することが可能となりました。PCとキャプチャを共有するにはXboxアプリでも可能ですが、外付けHDDのつなぎ変えでも可能になったということですね。

外付けHDDはUSB3.0以上に対応してい必要があります。また、ゲームやアプリを保存しているディスクとは別に用意する必要がありますのでご注意を。

13.モノラル対応

今更モノラル対応? という気もしましたが、これも様々な人がゲームを楽しめるようにする対応の一つだとのことです。耳が不自由でステレオサウンドだと片方からの音声出力が聞こえないという人もいるので、そうした人々向けにステレオサウンドをモノラルに変換してくれる機能です。「すべての設定」から「簡単操作」の「オーディオ」で設定します。

 

コミュニティの要望も反映された改善機能もありますので、ぜひ feedbacKサイトであるxbox.uservoice.com にフィードバックをしてみてはいかがでしょうか。