BeamからMixerへ、配信者と視聴者が新たなゲーム体験を作り上げる場に


日本時間5月25日夜、マイクロソフトからBeamに関する新たな発表がありました。改名も含めたかなり大掛かりな変更点がアナウンスされています。そこで、今回はXbox Wireの記事をもとにご紹介したいと思います。

サービス名がMixerに

まずはサービス名が”Beam”から”mixer”に変更されました。これに伴いURLも https://beam.pro から https://mixer.com に変更となります。今はリダイレクトされますが、SNSのプロフィールなどの変更をお忘れなく。なぜサービス名を変えたのかという点については、共同創立者のMatt氏はBeamが世界中で利用可能なブランド名でないことを認めるとともに、記事では「mixerのほうがこのサービスをよりよく表現できる名前だと考えた」と説明しています。

Beamといえば低遅延の配信サービスということで知られていますが、それはとりもなおさず配信者と視聴者がほぼ同時にインタラクトできるということを意味しています。単純にチャットを楽しめるというだけでなく、例えばPC版マインクラフトでは専用サーバーを立ててツールを導入することで、視聴者がゾンビをスポーンさせたり天候を変えたりとゲームに干渉できるような配信を可能にしています。このような、配信者と視聴者が新たなゲーム体験を一緒になって作り上げる(mix up)というところから、mixerというブランド名が選ばれたのだと説明されています。

すべての人がPC、Xbox、モバイルといったあらゆるデバイスを通じて、世界中のあらゆる場所からフレンドの配信を見る、参加する、という次世代のマルチプレイというのを体験する場に、mixerを育てていこうというビジョンであるとも、Matt氏は語っています。そのビジョンに向けた様々な機能の追加も、今回発表されています。

Telltale GamesのCrowd Play

mixerの低遅延でスムーズな配信により、視聴者も一緒になってアドベンチャーゲームのストーリーを追いつつ限られた時間内に選択肢を選ぶ、ということが現実的になりました。Telltaleのアドベンチャーゲーム「Guardians of the Galaxy」「The Walking Dead: A New Frontier」「Batman」に”Crowd Play”という機能が用意されることがアナウンスされています。

MixerにはInteractive 2.0 developement kitという開発ツールが用意されています。こうした機能を使って、開発者やコミュニティメンバーが様々なインタラクティブな創造性を発揮することが期待されます。

Co-Streamingが本日より利用可能に(Xboxは後日)

本日より、Co-Streamingという機能が提供されます。一画面上に最大4人分まで同時に配信できるようになります。同じゲームをプレイしている様子を複数の画面で見ることもできますし、全く別のゲームでも同時に配信できます。Xbox Oneでは、ガイドから簡単にフレンドへCo-Streamingの招待を飛ばせるようになるという機能が、ここ数週間のうちに配信される予定です。

Mixer Create BetaがiOSとAndroidデバイスに配信

Mixerr Createは、自撮り配信ができるモバイルアプリで、ベータが本日より配信されます(Windows 10 mobile…(´・ω・`))。今後、モバイルでのゲームプレイを直接配信できるようになる予定です。例えばポケモンGoを配信しながら視聴者と一緒にポケモンを探したりできるようになったり、ほかのPCやモバイルからの配信者とCo-Streaming配信を行うなんてこともできます。

Channel One – minxer.com/mixer

Channel Oneは、常時オンライン配信が行われているチャンネルで、Mixerの注目コンテンツを配信します。ビッグタイトルのリリースや大きなイベント、Tips & Trick、eスポーツなどなどの様々なコンテンツが配信されることになります。新しくMixerにやってきた人は、まずはここにきて、どういうコンテンツが配信されているか知ったり、またこのサービスに慣れるという点で最初の一歩となるべき場所でしょう。

MixerページがXbox Oneダッシュボードに登場

Xbox Insiderのアルファリング向けには、今日からXbox OneのダッシュボードにMixerタブが登場します。Beamチームがお勧めする、ユニークで人気のある参加型Mixer配信をフィーチャーするタブになります。フォローしている配信者やゲームごとの入り口が用意されているので、Mixerアプリを立ち上げてからメニューを進まなくてもここから直接Mixerの該当ページに飛べるのは少し便利になったかもしれません。ただしストアが若干遠くなったかもしれませんね。ガイドのストアへのショートカットを使う機会が多くなるかもしれません。

E3ブリーフィングをMixerで配信

Mixerは、来る6月11日から15日(現地時間)に開催されるE3でXboxを見るプレミアな場所となります。4K視聴環境があれば、4K UHDでのE3ブリーフィングを配信します。Mixerにサインインして視聴したユーザーには、特別なデジタルボーナスが与えられます。デジタルボーナスというのが何を意味しているのか、MixerのXPやSparkなのか、それともXboxゲームに関するものなのかは不明ですが、何はともあれぜひE3はMixerで見たいですね。

Mixer ニューヨークスタジオ

ニューヨークにあるマイクロソフトショップの旗艦店に、Mixer ニューヨークスタジオが開設されます。ストアで開催されるゲームイベントやeスポーツイベントを世界中に配信します。また、ゲームファンがプレイヤー、クリエイター、視聴者として新世代のインタラクトを体験できるサービスを提供します。2Dや3Dのグラフィックエフェクトをコントロールしたり、コンサート並みのサウンドクオリティをもたらすデジタルオーディオシステムなどなどのプロ級のゲーム配信環境を用意しています。詳しくは mixer.com/MicrosoftStore にアクセスしてどのような配信が行われるかチェックしてみてください。

mixerとして生まれ変わった配信サービスが今後どのようなゲーム体験をもたらすか、ぜひ活用して実感してみたいですね。